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GA4とサーチコンソール、中小企業がまず入れるべき理由

SEO 2026.07.17

「ホームページはあるけれど、誰が見ているのか分からない」。

地方の経営者の方とお話ししていると、この言葉を本当によく聞きます。実は私たちCRAFHも、自社サイトについては同じ状態が続いていました。クライアントのデータ分析は毎日やっているのに、自分の会社のサイトは後回し。正直に言うと、耳が痛い話です。

この記事では、その反省も込めて、広告やSNSを始める前に「GA4」と「サーチコンソール」という2つの無料ツールをまず入れるべき理由を、地方の中小企業の目線でお伝えします。

この記事で分かること

  • GA4とサーチコンソールで、それぞれ何が見えるようになるか
  • 広告よりも先に「計測」を整えるべき3つの理由
  • 導入にかかる費用・時間と、大まかな手順
  • 導入後、最初に見るべき3つの数字

GA4とサーチコンソールとは何か

まず言葉の整理からです。どちらもGoogleが無料で提供しているツールです。

  • GA4(Googleアナリティクス4): サイトに「来た後」の行動が分かるツール。何人が来て、どのページを読み、問い合わせまで進んだかを記録します
  • サーチコンソール: サイトに「来る前」が分かるツール。どんな検索キーワードで表示され、何回クリックされたかを教えてくれます

例えるなら、GA4は店内カメラ、サーチコンソールは店の前の通行量調査です。この2つが揃って、はじめて「お客様がどこから来て、店内で何をしたか」がつながります。

なぜ広告より先に入れるべきなのか

私たちは広告運用を仕事にしている会社ですが、それでも「まず計測から」とお伝えしています。理由は3つあります。

1. データがないと、広告の良し悪しを判断できない

広告を出せばアクセスは増えます。ただ、その先で問い合わせにつながったのかが分からなければ、広告費を続けるべきか、止めるべきか、判断のしようがありません。月10万円の広告費なら、年間では120万円。判断材料なしに使い続けるには大きな金額だと思いませんか。

2. 「すでに来ている人」を知るほうが先

サーチコンソールを入れると、意外なキーワードで自社サイトが検索されていることに気づくケースが多くあります。たとえば社名ではなく「地域名 + サービス名」で表示されていたり、想定していなかった商品名で見つけられていたり。広告で新しいお客様を呼ぶ前に、いま来てくれている人を知るほうが、打ち手の精度は上がります。

3. データは導入した日からしか貯まらない

これが一番大事な理由です。GA4もサーチコンソールも、導入する前のデータは遡って見られません。「半年後に広告を始めるかもしれない」なら、比較材料になるデータは今日から貯め始める必要があります。導入が1日遅れると、データも1日分失われる。だから「まず入れる」なのです。

導入は無料、作業は半日あれば終わる

「難しそう」と感じるかもしれませんが、導入のハードルは思ったより低いです。

項目 内容
費用 どちらも無料(Googleアカウントのみ必要)
作業時間 慣れていれば1〜2時間、はじめてでも半日程度
必要なもの サイトのHTMLを編集できる環境(制作会社への依頼でも可)

大まかな流れは、①GA4のプロパティを作成して計測タグをサイトに設置、②サーチコンソールにサイトを登録して所有権を確認、③サイトマップ(サイトの地図ファイル)を送信、の3ステップです。

私たちが自社サイトに導入した際も、タグの設置からデータが流れ始めるまでは1日かかりませんでした。制作会社にサイト管理を任せている場合は、「GA4とサーチコンソールを入れてほしい」と一言伝えれば通じるはずです。

導入した後、最初に見るべき3つの数字

ツールを入れても、見方が分からなければ宝の持ち腐れです。最初はこの3つだけで十分だと考えています。

  1. 表示回数とクリック数(サーチコンソール): 自社がどんな言葉で検索結果に出ているか。月に1回眺めるだけでも発見があります
  2. ページ別の閲覧数(GA4): どのページが読まれているか。意外なページが人気だったら、そこがお客様の関心事です
  3. 問い合わせ完了数(GA4): 最終的に何件の問い合わせにつながったか。ここがすべての施策の起点になります

全部の数字を毎日追う必要はありません。月に1度、この3つを確認する習慣ができれば、それだけで「勘」ではなく「データ」で話せる会社に一歩近づきます。

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まとめ — 計測は、地味だけれど一番の近道

この記事のポイントを整理します。

  • GA4は「サイトに来た後」、サーチコンソールは「来る前」が分かる無料ツール
  • 広告の良し悪しはデータがないと判断できない。だから計測が先
  • データは導入した日からしか貯まらない。始めるなら今日
  • 導入は無料・半日程度。制作会社への一言依頼でも進められる
  • 最初に見るのは「表示回数とクリック数」「ページ別閲覧数」「問い合わせ完了数」の3つだけで十分

広告もSNSも、華やかな施策はつい先にやりたくなります。私たちも自社のこととなると後回しにしてきたので、その気持ちはよく分かります。

ただ、成果につながる打ち手は、いつも「いま何が起きているかを知ること」から始まりました。これはクライアント支援の現場で、私たちが何度も経験してきたことです。

まずはGA4とサーチコンソール。無料で、半日で、今日から始められます。「自社の場合はどう進めればいいか」と迷われたら、お気軽にご相談ください。

よくある質問

導入にお金はかかりますか?

GA4もサーチコンソールも無料で使えます。必要なのはGoogleアカウントだけで、有料プランを勧められることもありません。作業を制作会社に依頼する場合は、その作業費がかかる場合があります。

ホームページの管理を制作会社に任せていても導入できますか?

可能です。「GA4とサーチコンソールを入れてほしい」と伝えれば、多くの制作会社で対応してもらえます。その際、Googleアカウントはできるだけ自社で用意し、管理権限を自社側に残しておくことをおすすめします。

導入したらすぐに数字は見られますか?

GA4は設置した直後から計測が始まり、リアルタイムレポートで確認できます。サーチコンソールは登録から数日はデータが少なく、傾向が読めるまで2〜4週間ほど見ておくと安心です。

古いGoogleアナリティクス(UA)を入れたままですが、大丈夫ですか?

旧バージョンのユニバーサルアナリティクス(UA)はすでに計測を終了しているため、入れたままでは数字が貯まっていません。GA4への切り替えが必要です。タグの入れ替えは本記事の導入手順と同じ流れで対応できます。

小川 智之
Written by — 執筆

小川 智之

CCO / Account Director

CRAFHのクリエイティブ・マーケティング領域を統括。広告運用・SNS・コンテンツ制作の現場で数多くの支援実績を持つ。支援実績を見る

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